管理という仕事に
最近、上司と仲を近くする機会に恵まれてます。
もちろん、仲良しごっことか、友達ごっことは違い、
良い仕事を前提とした、仲だと思っています。
自分にも上司がいて、その上司にも上司がいる。
そして、上司の部下である自分にも、部下がいる。
この上下関係が、なんだか奇妙で面白く感じます。
会社の中の上下関係は、会社という組織内の関係であり、
それを前提にした、人間関係というのも、奇妙さの要因だと思います。
会社という組織の人間関係。会社という組織、を強調すれば、
やはり、仕事ができる・できないが大きな要因になると思います。
利益を生み出すのが条件の組織なので、それにつながる仕事が
できるできないは、やはり人間関係の前提や潤滑油として
非常に重要になってきます。
なんかイヤ~な話になってきたけど、しょうがない。
仕事はやるしかないし、やれば良いんですから、やるだけです。
そこでうまい仕事ができれば、なお良いわけで。
まあ、それが難しいといえばそうなんだけどね。
ただ、自分が上司になってきた、というのが
最大の変化点だと思ってます。管理される立場でありながら、
しかも、誰かを部下として迎えて、その部下を管理する立場でもある。
これはかなり大きいです。ぐっときます。
能力的にも、責任的にも、果たさねばならないと思うところが
あれこと増えてきました。ううーん。
ただ、管理的な仕事においても、やはりやることは同じ。
良い仕事をするだけ。し続けるだけ。それだけだと思います。
部下を動かさなければならないなら、動かすまでです。
彼らの仕事を定義し、設計し、その仕事を与える。
その進捗を見渡し、口を出したり手を出したりして助けて、
自分の管理的な仕事も、与えた仕事も、果たしていく。
それだけなんですね。
でも、それをどうするか? どうやっていくか?
それが問題になるわけです。良い仕事を見出す、というのに
けっこう手こずります。仕事の定義と設計と割り振りは、
けっこう難しい。普段は意識してないからかもしれません。
でも、部下としての自分がやってきたことを思い出せば、
良い仕事の定義も、設計も割り振りも、そんなに難しくない。
自分がやってきた実践を、誰かやらせる管理に変換する。
これも仕事になるわけです。これが管理だと思ってます。
そんな最近です。