インプットとアウトプットとスタートライン

インプットとアウトプット、両者の定義や質と効率等はさておき。

両者に関しての記事を書いてみます。

 

 

最近、情報のインプットをする機会が増えました。

主にTwitterのタイムラインから、それを実践しています。

フォローしているアカウントのツイートが、タイムラインを更新し続け、

タイムラインをつらつらと読み上げるのが、私のインプットとなっています。

 

とはいえ、全くといっていいほどに、インプットの量や質は悪く

かなりインスタントなインプットになっている、と自分でも思います。

昨日読んだニュースが思い出せないくらいです。

ニュースが私の生活に自然と結びつかない、というのが原因だと思います。

あるいは、意識的に結びつけようとしていない、ともいえます。

 

 

アベノミクス、リフレ、円高、日銀新総裁…

これらの単語やニュースは、よく騒がれていると思います。

しかし、騒がれているからといって、自分にとって、

今すぐ仕事や生活を一変させるほどの情報かというと、そうでもない。

 

しかし、全く関係がないかというと、そうでもありません。

世の中に出来事が起こり、それがニュースや情報となって

世の中に伝わっていくにあたり、連鎖的に別の出来事が起こったり

別のニュースや記事となって伝わっていきます。

 

いまの社会は、過去からの連鎖や継続として、成立し続けています。

瞬間的な大打撃となる出来事もあれば、継続的でゆるやかに

打撃とダメージが加算されていくような出来事もあります。

 

そんな社会の有り様や、続いていく様子をみて思い起こすのは、

茹でガエルの法則です。

 

ぐつぐつと沸騰した熱湯に、蛙を入れてみると

蛙はびっくりして熱湯から飛び逃げる。

 

もう一方、冷水に蛙を入れて、火で温め、いずれ熱湯とした場合。

蛙は水温のゆるやかな上昇と、それに伴う自らの死を、

知覚したり予感したりできず、熱湯に茹でられ、死ぬ。

 

色んなアドバイスを示唆する法則だと思います。

私が汲み取ったアドバイスは、以下のとおりです。

 

1.自分のとりまく環境と、その環境を逐一知覚すること。

2.その知見を、今後の生活や行動の指針とすること。

3.目的を計って、実際に行動すること。

 

これらの流れには、情報のインプットとアウトプットを

断続的に繰り返す必要があります。

インプットのための行動と思考をし続け、その行動と思考を、

新たなインプットにつなげたり、実際に行動を起こして

アウトプットにつなげたりしていきます。

 

熱湯をあびて、熱さと痛さを感じ、瞬時に逃げ出すのも

インプットとアウトプットを瞬時に起こしているわけです。

しかし、ゆるやかに熱さと痛さが増していく状況を

そもそも知覚することができるのでしょうか?

何らかの行動となるアウトプットのために、その前提となるインプットを

欠かさず行えるでしょうか?

 

私達に必要なインプットとは、何でしょうか?

また、思考や行動の土台や目的となる、アウトプットとは、何でしょうか?

そもそもスタートラインに立てているのでしょうか?

 

すべては疑問符である ? から始まります。

最適な目的や行動なんて、すぐに分かるものではありません。

まずは一歩から。新聞を隅から隅まで読んで、世の中の出来事を

たどってみようかな