京都旅行 '14 夏

あっという間に、一泊二日の京都旅行が終わりました。
昨日のいまごろは、ホテルのバーで飲んでましたし、
一昨日のいまごろは、まだ仕事

帰りの電車の中でした。

そんなことはともかく、今回はかなりのんびりした旅行でした。
行く場所を減らして、行きたいところだけ行って見て、
買ってみて、食べてみて、そんな旅行でした。
それで正解でした。予定をこなすことに集中するよりも
予定の中の、旅程を楽しむことに集中出来ました。


いままでの旅行は、旅行をすることによって、
旅行や旅行をすることを、自分の中に蓄積していたように思います。
しかし、今回や前回の松本旅行は、もっと自分を出すような、
蓄積してきたものを、実践したり出してみたりしたような
そんな旅行だったように感じています。変な表現ですが。


旅行をするって、こういうことなんだ。
これが自分なりの、自然な旅行なんだ、と思えました。
好きなことをするにも、それなりに経験を重ねないと
違和感のある行為ばかりしてしまいます。

違和感は、払拭したりできなかったりします。
もっとも、好きなこと以外の、嫌いなことも理解できるのは
かなり大きいです。何がどう嫌で嫌いなのかが分かるのはでかい。

そうして分かった嫌いなことは、
もうやらなくても良いと思えたり、避けたり出来ます。
そうすると、あとに残った好きなことだけを、
選んでやってのけられるようになるからです。

思えば、仕事とか生活もそんな感じですね。
失敗が山積みだけど、その中に成功がきらりと光っていて、
成功をつかむべく、がんばるわけです。

もちろん、自分なりの失敗と自分なりの成功なので
誰かからすれば、違和感や嫌悪感のある物事かもしれません。
でも、他人がいればそうするだけで、いなければ
別に気にせずにやれるわけです。一人旅だしね。


今回の京都旅行では、
そんな自分なりの抽象的な旅行論をつかめました。
いや、でも本当に行って良かったです。
自分を出しつつも、何か新しいものも取り込めたと思います。