はたらきたい!

俺の エクストラピュアバージン「はたらきたい」エッセンス
を抽出したいと思います。核みたいな部分でありながら、
「はたらきたい」という気持ちの、純粋な部分を取り出したい。

俺のはたらきたい。
それは、「誰かの役に立ちたい」という気持ち。
これに尽きる気がする。終始すると思う。もっと言えば、
「この人、この物事のためなら、私は死ねる」という気持ち。
ここまで書いてみて、心からしっくりきています。

でも、そうではない時もある。
「この人やあの物事のためになんて、死にたくもなければ
 役に立ちたくもなければ、関わりたくもない」
「そこまでやったところで、自分は本当に死ねるのか?
 身体を壊し続けるのに、耐えられるのか?」
これが、俺の「はたらきたい」に反する物事であり、
「はたらきたくない」そのものでもあると思う。

それはきっと、
「そんな人やそんな物事では、その人もその物事も、
 それに関わる人も物事も、誰も得をしない。良いことにならない」
と思えることだと思う。
何にも意味や意義がない、と自分なりに
判断したり、感じたりすることには、
「はたらきたくない」と断固として思い、行動してしまう。

「それなら誰かの役に立てる」
「それなら物事がうまく進む」
「それなら売上が上がる」
「それなら利益がとれる」
「それならお客さんが喜ぶ」
「それなら上司が喜ぶ」
「それなら同僚が喜ぶ」
「それなら部下が喜ぶ」
「それなら部下が育つ」
「それなら仕事が成り立つ。仕事がまわっていく」

こういうことが足していけたり、掛け合えば、
「こうすれば、誰かの役に立てる
 こうすれば、物事がうまく進む」
そうなれば、自分も気持ちが良い。
自分が働いたかいがある、となるわけです。


「それでは誰の役にも立てない」
「それでは物事がうまく進まない」
「それでは売上が上がらない」
「それでは利益が取れない」
「それではお客さんは喜ばない」
「それでは上司は喜ばない」
「それでは同僚は喜ばない」
「それでは部下は喜ばない」
「それでは部下が育たない」
「それでは仕事にならない。仕事がまわらない」

こういうマイナスでネガティブなことが
たされて行ったり、掛けあってしまうと
「こうなっては、誰の役にも立てない
 こうなっては、物事はうまく進まない」
そうなってしまっては、自分も気持ちが悪い。
自分の働いたかいもなく、関わった意味もない、
となるわけです。


やっぱり、理屈じゃなくて、気持ちだなと思う。
でも、自分がどうして気持ちが良くなるかというと、
誰かの気持ちが良いことを前提にしていて、
なおかつ、物事もうまくいくことも前提にしている。

やはり、自己満足や他人の満足に終わらないのは、
商売だからだな、と思う。物事が進むかどうか。
物事とは、法律やモラルに則った、商売だと思う。
売りたい。でも、相手にも自分にも、利益の残るような
売り方をしたい。それが、物事がうまくいく、という
ことなんだと思った。


こんなとこかも。
自分の「はたらきたい」は。
やっぱり、自己の利益の確保を前提とした、
他者のもとむ利益をもたらす貢献。

他人を笑顔にすることで、自分も笑顔になれる仕事。
他人を笑顔にできる、自分の人間性。
そういったことの成立と継続、たまに革新。

そんなとこなんだな。なんかすっきりした。
それができていたから、前までの職場では
死んでも良いと思っていて、ボロボロになっても
働き続けていたんだと思う。

売上が増えて、お客さんが増えて、商売のチャンスが拡大して。
でも、自分一人じゃさばききれなくて、そこで後輩が入って、
自分のやり方を教えるのが、正しいかどうか分からなくて。
でも、周りを見ていて、自分のやり方が限りなく正しいと思うから
とにかく仕事の仕方を教えこんだ。

仕事をするのがイヤそうでも、うまくいったときの
あのくすぐったいような、誇らしそうな顔が大好きだった。
そういう後輩との接し方ができていた。
あの顔が見たかった。うまくいったときの、明るい顔が
大好きだった。でも、もうそれが見れなくなるのが、
本当に辛かった。むしろ、苦痛に耐えかねて、
ゆがむじゃないかとさえ、思った。


働く意義を与えていたはずが、与えられていた。
自分は自立していると、自立させた相手から教わった。
それが、新しい「はたらきたい」になっていた。
それは、「だれかとはたらきたい」なんだと思う。

only and lonelyな自分が、
only is not lonelyな自分になっていて、
only is not lonely + love な自分になっていた。
これが本当に嬉しかった。

そうだ。
「だれかのためにはたらきたい」から
「だれかのために、うまくはたらきたい」になって
「だれかのために、だれかとうまくはたらきたい」になっていた。
これ、あたらしい、でも自分なりの「はたらきたい」なんだよね。

なんかすっきりしたわ。